「もち麦」と「押し麦」はどんな違いがある?

スーパーで見かける「もち麦」や「押し麦」。
同じ「麦」ではあるものの、その違いを知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、もち麦と押し麦の違いについて説明していきます。

もち麦と押し麦の違い

もち麦と押し麦は、どちらも麦であることに変わりはなく、その精製法の違いから種類が分けられています。
まず、もち麦と押し麦のそれぞれの特徴を見ていきましょう。

もち麦の特徴

お米に「うるち性」と「もち性」があるのと同様、大麦にも粘りの少ないうるち性と粘りの強いもち性が存在します。
もち麦は、その名の通りもち性の大麦で、精製(お米でいう精米)されずに販売されることが多いです。
粘りが強くもちもちとした食感が特徴的で、よく噛む必要があり満腹感を感じやすいです。
また、β-グルカンという水溶性食物繊維が押し麦よりも多く含まれています。
このβ-グルカンは、コレステロールの吸収や血糖値の上昇を抑えたり、腸内環境の改善の効果が期待できるため、近年ダイエットに向いている食品として注目されています。

押し麦の特徴

押し麦はうるち性の大麦で、精製し蒸して柔らかくなった後にローラーでたいらに押しつぶしたもののことです。
そのままの形だと、水分を吸いにくく料理で扱いにくいこと、白米と混ぜたときの食感の違和感をなくすためにつぶしています。
粘りが少ないため、ぷちぷちとした食感が特徴的で、もち麦と比較するともちもち感は少なくぱさつきを感じやすいです。

もち麦と押し麦の栄養素の違いは?

もち麦と押し麦の栄養素の違いは以下の通りです。

  • たんぱく質  もち麦 > 押し麦
  • 脂質 もち麦 > 押し麦
  • 炭水化物 もち麦 > 押し麦
  • 糖質 もち麦 < 押し麦
  • 食物繊維 もち麦 > 押し麦

もち麦と押し麦の栄養素の数値はどちらも大きく変わりません。
大麦には、ビタミンB群やビタミンEなどの美容や健康に欠かせない栄養素が多く含まれており、もち麦・押し麦どちらでもこれらの栄養素を摂取することができます。
もしダイエットをしたい場合は、カロリーもほとんどかわらないため、β-グルカンが含まれており食物繊維が多く含まれているもち麦のほうが向いていると言えるでしょう。

まとめ

もち麦と押し麦のちがいは以下の通りです。

  • もち麦:もち性で、ほとんどが精製されずに販売されている
  • 押し麦:うるち性で、精製し蒸した後にローラーで押しつぶしてたいらにしている

また、もち麦にはβ-グルカンが含まれているため、ダイエットにも効果的です。
もち麦も押し麦も身体に嬉しい栄養素が多いので、積極的に食事に取り入れたい食品です。
スーパーなどで見かけたら是非一度お試しください。